2015年1月31日土曜日

手島龍一のインテリジェンス物は興味深い


NHKワシントン支局長、2001年の同時多発テロのとき、NHKのテレビで朴訥とした語り口で、的確な情報を伝えていたのが印象に強く残っている。その後、TVに出ないなあと思っていた所、作家に転身し、何冊かの本(主にインテリジェンスに関するノンフィクション)を著述していた。本屋で彼の本を立ち読みしたが、興味深い内容で、かつ面白そうだったので何冊か読み始めている。
そもそも、インテリジェンスとは? 膨大な情報の中から、意味のある情報を選び、情報の真偽を見定め、精緻な分析を加えたエッセンス、1国のリーダーが誤りなく決断を下す拠り所を云う。


「宰相のインテリジェンス」の感想
インテリジェンスの観点から2011年の同時多発テロから東日本大震災までの10年間、一国のリーダー達が、いかにインテリジェンスを活用し、活用できなかったかを検証したノンフィクション。特に民主党政権の福島原発の対応には手厳しいが、正鵠を射抜いていると共感する。本書の最初のタイトルは「ブラックスワン降臨」、ありえない事態が現実となることの隠喩。同時多発テロ、東日本大震災、福島原発メルトダウンと10年間に起こったブラックスワンである。今の時代、いつブラックスワンが舞い降りても不思議でない世の中に生きていると思うと、背筋が凍る。
本書で興味深い点を列挙すると、
①オサマビンラディン暗殺(ブラックホークは舞い降りた)
パキスタンに潜伏するビンラディンを極秘に(ステルス機能を持った)ブラックホークに乗ったシールズが潜入し暗殺、帰投する。作戦の際、1機のブラックホークが墜落、証拠隠滅のため爆破したが、極秘のステルス機能はパキスタンに奪われる。無許可で領土侵犯されたパキスタンは、ステルス技術を武器に中国に急接近、お互いの仮想敵の対インド戦略で連携を深めている。
ブラックホークと云えば、ソマリオで撃ち落とされたブラックホークダウンを思い浮かべてしまう。
②日米安保条約は、対ロシア、北朝鮮、中国に対する抑止力
日米関係が冷え込むと、北方領土問題のロシア、拉致被害者問題の北朝鮮、尖閣諸島の中国からのごり押し外交が強まる。正に、現実に起きている。
③阪神淡路大震災直後、救援を差し伸べた在日米軍の受け入れを拒否
航空母艦の受け入れに2の足を踏み、救える命を犠牲にした
④福島原発での危機対応を現場の東電に委ねると云う致命的なミス
1民間企業の故に、海水を注入し廃炉にする決断を下せず。官首相が決断を下し、結果の責任も取るべき。福島原発では「想定外の出来事」の繰り返し、こんな答弁だけに終止、危機管理の指導者としての資質に欠ける。福島原発での民主党政権は、「誰1人責任を取らず、その自覚すら欠いたまま政権を去って行った」と手厳しい。
P.S
ビンラディンは暗殺前に既に死んでいたと云うのが真相との事、暗殺はCIAのでっち上げ? こうなってくると何が真実か虚構かわからなくなってくる

2015年1月29日木曜日

八ヶ岳自然文化園でヒレンジャクの群れを観る

白樺の枝に止まるヒレンジャクの群れ

今朝は一段と冷え、とても寒い。
午後から天気は崩れ、明日は雪になるので、今日の内にと野菜とパンを買いに、原村の「たてしな自由農園」に向かう。道路は概ね除雪されているが、日陰は凍結しており滑りやすい。4駆、スタットレスでも少しハンドルが取られる。「たてしな自由農園」に隣接したベーカリー「808」は、ハード系のパンが旨いお店である。
帰路、原村にある自然文化園内を歩き回る。標高が高いせいもあり、残雪がかなり残っている。遊歩道は踏み跡で固まっているので歩きやすいが、一歩道を外れるとズボッと足が入ってしまう。園内で、ヒレンジャクの群れを発見。10数羽はいるだろうか、白樺の枝に群れで止まっている。体一杯膨まらせ、寒さを凌いでいる(ちなみに気温は、氷点下6、7℃でした)。
八ヶ岳農場へ向かおうとしたが、入り口の柵の地面に固定された鉄棒が凍っており、力一杯引っ張っても抜けず諦める。園内の「まるやち湖畔」で、買ったパンでランチ。日差に温もりがとても気持ち良かった。

2015年1月28日水曜日

サラダスピナー(Salad Spinner)は凄い便利だ


昨夜は雪が降り、ほんのり雪化粧、サラッとしたパウダースノーです。
昨日とは一転、日中でも気温は氷点下以下と、寒さが戻って来ました。気象庁の中長期予報では、2、3月は平年より気温が高いとの事だが、さてどうなるか。
イワキ製 パイレックス サラダスピナー 345SS
今日はサラダスピーナーの話題、
クックパッドで、「サラダを作るとき野菜の水切りが非常に重要で、スピナーを使うのが良い」と云う記事を見る。野菜の水切り、キッチンペーパ等で拭くと何かフニャっとした感じになるので、笊で思い切り振ってから自然乾燥と云う方法を使っていたが、いつも水気が少し残ったまま食べていた。
スピナー、そういえば持っていたような…。キッチンの棚の中を探すとありました。以前1回使ったが、どうもうまく水が切れない気がして、そのまま棚の中に埋もれたままであった。この品、景品でもらったような気がするが定かではない。説明書がない状態で、適当にやってみたものだから、うまく水切りができなかったようだ。
ポイントは、①バスケットを固定する回転軸をガラスボウルの底に置く、②ハンドルを回す時、下に(濡れ)布巾を置く
各部の説明

水切り前
この2点を注意して、グリーン・レタスで試したみた
1)グリーンレタスを水洗い
2)ボウルの下にぬれた布巾を敷き、ハンドルを20回程回す
遠心力で水を吹き飛ばす。以前、軸受けを置かずやったので、ボウルが空回りしたが、今回は空回りせず、水が切れている感じがする
水切り後
3)蓋を開け、ボウルの底を見ると絞った水が溜まっている
4)念のため、もう1度回転する

しっかり水切れ、できてます。ドレッシングをかけて頂きました。今まで水気が少し残り、ドレッシングの味が薄められ感じがしていたが、ドレッシングが良く効き新鮮な野菜の味を堪能できました。今まで宝の餅腐れ状態、何で、もっと早く使っていなかっただろう。これからはフル回転で使おう。
このスピナー、耐熱器としても使えるのでジャガイモを茹でてみました
600W/3分では少々固く、倍の6分でやってみると柔らくホクホクしてうまい。皮もスルッと剥けました。水切りだけでなく、温野菜調理で使える、かなり重宝する調理器具です。

2015年1月26日月曜日

ファットボールに群がるエナガ

コガラとの2ショット
昨日からエナガの群れが、ファットボールを食べにやってくるようになった。
エナガがやってくるのは予期してなかったので、嬉しい驚きである。
エナガは仲間意識が強く、ファットボールを取り合いするではなく皆で仲良く食べている。その点、シジューカラは仲間同士でも争う、独占欲が強い気がする
エナガが夢中で餌に食らいついていると、シジューカラがやってきて、追い払われてしまう。おいおい、仲良く食べれば良いではないかと言いたい。エナガ君とは、庭のコニファーに巣を作った以来の久方ぶりの再会です。いつ観ても可愛いですね。ファットボール気に入ったみたい、これから毎日会えるかもしれない。ファットボール、現在3個設置しているが、1個はだんだん小さくなってきました。ヤマガラ、コガラも「ひまわりの種」がなくなると、食べるようになり、少しずつ認知度が上がってきたかも...。一番多いシジューカラが、殆ど食べていますが。
シジューカラと仲良く?食べている
滅多にないツーショットです 
夢中で食べているとき、
シジューカラが邪魔をします

2015年1月24日土曜日

子連れの野生猿の群れに遭遇

金網の上を走る野猿、口に何か咥えています
早朝はかなり冷え込んだが、日中は春のような陽気となった
オイル安の影響で、ガソリン(今日の価格は126円/l)、灯油の値下がり状態が続いている。冬場は灯油の消費が大きく、大変助かります。オイルマネーに頼っているロシア経済は大打撃、何せ輸出の70%が原油と天然ガスで占め、国家予算の50%が原油でまかなっているそうだ。元KGB議長だったプーチン大統領はインテリジェンスには強いが、経済面でどういう策を取ってくるか注目である。
小猿君、ちっちゃいと可愛いですね
母猿に甘えている小サル
母猿の陰に隠れてしまっている
武川村をドライブしていると、
野生猿を発見!!
慌てて車を止め、窓から望遠レンズで撮影。1匹だけと思っていると、前方からぞろぞろやってくる。小猿を連れた大きな群れのようだ。20匹以上はいる。小猿は生まれたばかりか、小さくて可愛いですね。野生猿、目を合わせるとやばいので、そっと遠くから観察してました。八ヶ岳南麓でが殆ど見かけないが、武川村から白州町一帯は、野生サルの群れがいくつか生息している。何度か見かけた事がある。それにしても、小猿は今時生まれるんですね。

2015年1月23日金曜日

久し振りに鹿の群れと出会う

ジッとこちらを見つめる鹿の群れ

昨夜半、再び雪が降ったようだ。雪かきした所に新雪が積もっていた。
午前中は雲が少々多く時折小雪も舞っていたが、午後からは良い天気となった
気温も上がり、過ごしやすい1日であった。
読書にも飽き、walkingに出かける。馬術場西側の林の中を歩いていると、鹿の群れを発見。20頭近くいるであろうか、皆立派な角を持っている。警戒しながらずっとこちらを見ている。慌ててカメラを向けるが、逆光気味のせいかオートフォーカスのピントが中々合わずイライラする。EOSのオートフォーカス機能、今一つピントが甘い。少しずつ近づくと、どんどん遠ざかっていく。いつもの「いたちごっこ」である。去年も、この林で何回も出会っており、この辺り一帯をテリトリーとしている群れであろう。久方ぶりの再会に少々興奮してしまった。
赤松林を疾走する鹿の群れ
庭の樹にやって来たミヤマホオジロ

2015年1月22日木曜日

カワラヒワの群れがやってきた

この2羽は仲良く食べてます

朝から降っていた雪は、午後になるとみぞれ混じりの雨に変わった。昨日より、気温は高いが体感的には少々寒い。
雪が降る中、いつものようにヤマガラ、シジューカラ、コガラが餌を食べにやってきている。枝に吊るしたファットボールも、突ついているのもいるが、やはり「ひまわりの種」の方が人気だ。
最近、カワラヒワが時々顔を見せるようになり、今朝は餌場に乗り込み、我が物顔に餌を食べ始めた。体長が大きいので、他の野鳥達は近づけない。種を嘴で器用にクルクル回しながら、殻を剥ぎ種を食べています。仲間が餌場に近づこうとすると、威嚇し追い払っているが、仲良く食べているのもいる。カワラヒワは大群でやってきて、餌場を散らかしていくので、今一つ好きになれない。臆病な奴で、ちょっとした音、動きに敏感に反応し、サッと逃げ去る。餌場のない冬でもあり、皆で仲良く食べればと思うのだが、生存競争は厳しいんですね。
今日は試しにコーンを置いてみたが、予想通り食べませんでした(苦笑い)。
カワラヒワと行動を共にしているアトリ
ヒワと同じ種族だが、こっちの方が可愛い


2015年1月21日水曜日

2CELLOSの超絶チェロは鳥肌もの

 2CELLSO
左:ステファン・ハウザー 右:ルカ・スーリッチ

ジョン・ウィリアムズの映画音楽を集めた演奏会がNHK BSで放送されたのを録画した所、後半に「2CELLOS 熱狂のザグレブライブ」が一緒に収録されていた。壮大なジョン・ウィリアムズの曲を聴き終わった後、2CELLOSのライブを視る。オーケストラを従えた2人のイケメン・チェリストがクラシックなナンバーを弾き始める、最初の「ベネディクトゥス」は素晴らしく、ぐっと引き込まれてしまった。その後、大好きなエンニオ・モリコーネの「ガブリエルのオーボエ」、サラ・ブライトマンも歌ってますね。何曲か演奏された後、次はガラッと変わってロック、チェロでロックですか。今まで、静かで情熱的な演奏を奏でていたのが、180度変わって驚愕なロック演奏。何これ、凄いです!!超絶技巧とはこういう事を云うんでしょうか。観客はノリノリ、会場はまるでロックコンサートのよう。ロックはそれ程好きでないが、「レジスタンス(愛の抗戦)」が良かったですね。
Googleで検索すると、結構有名なんだ。YouTubeに投稿した動画でブレーク、ドコモのCMに出ているそうだ(CM飛ばすので観た事ないですが...)。どちらと云うと地味系なチェロが、こんな風に演奏されるとはまさに驚きです。

2015年1月19日月曜日

ファットボールは不評?

ファットボールを突っつくシジューカラ

毎朝、IKEAのチェアに座ってテラスにやってくる野鳥達を観察するのが日課になってきている。窓を開け、ヒマワリの種をボウルに入れておくと、しばらくすると野鳥達がやってくる(偶に、ヤマガラ君が待ちあびて羽ばたきしながら待っている事も)。一番乗りは、大抵ヤマガラ君、多くても5,6羽なので何となく特徴がわかってきたような..。その後、シジューカラがわんさかやってくる。コガラは大抵2羽、近寄っても逃げません。食欲旺盛で、あっと云う間に種はなくなってしまう。これでは「種がいくらあっても足りないなあ」と思っていた所、Jマートの野鳥コーナーでファットボールを見つけた。これならかなり持つだろうと、スプリング状の専用バードフィーダーを合わせて購入。
6個入りのファットボール
ベルギーからの輸入品
ファットボールは、ヒマワリの種や小麦などの穀物類を動物性油脂でボール状に固めたもので、欧米では一般的のようだ。早速、庭の木の枝に吊るしてみたが、今一つ人気がない。皆、慣れ親しんだ「ひまわりの種」の方へ行ってしまう。それでも、興味を持った(あぶれた?)2、3羽のシジューカラが突っつくという感じで、かなり不評? いきなりだったのでもう少し様子見かもしれないが、ヤマガラ君等は見向きもせずがっくりである。このケース、果物等も入れられる。ミカンやリンゴ等の果物を入れ吊るせば、メジロ等がやってくるかもしれない。もう少し経ったら試してみよう。

2015年1月18日日曜日

阪神・淡路大震災から20年、その日はイギリスに滞在中


昨日は、淡路大震災が起こってから20年目
デザイン・センターの居室
20年前はCRT全盛期、LCDは世に出てない時代です
ここは皆さんMac党、その影響でMac派になった次第
このときイギリス(ブリストル郊外のLSIデザイン・センター)に滞在中、居室で仕事中に同僚が知らせてくれ初めて知った。この日、イギリスは小嵐のような荒れた天気であった。ドアを開けるなり、
「Big earthquake in Japan」と叫び、初め何を言っているのかわからなかったが、理解したときは寒気を生じた程だ。どこで発生したの?宮城県?
No,Kobe. え、神戸? 
自宅へ電話をかけ確認しようと試すが、回線が混んでおり4回目でようやく繋がった。震源地は淡路島、震度は7.6、神戸は燃えており死者は約1,000人、行方不明者も1,000人、と驚きの数である。山梨は問題はなかった。同僚の妹さんが、神戸に住んでおり心配で何度も電話をかけまくっていた(後で確認すると、大丈夫だったようだ)
ホテルへ戻ってから、NHKニュースを視る。フィリピン・プレートが原因との事、神戸にプレートがある事を初めて知った次第である。とにもかくも、未曾有な出来事で大いに驚いた1日であった。亡くなられた方々の冥福をお祈り致します。1月17日、そして3月11日は忘れてはならない日である。
あれから20年経ったんだ、
デザインセンターは解散されてしまったが、皆元気でやっているだろうか....。

2015年1月16日金曜日

処女雪の中を歩くのは気持ち良いが疲れます

雪化粧の棒道

昨日の積雪は約12cm程、夕方一旦止んだが夜半に再び降ったようで、雪かきした所に雪が新たに積もっていた。新雪の中、棒道~牧場までwalking。朝早いのか、鹿の踏み跡しかない。そういえば、今時鹿を頻繁に観ていたのだが、今年は未だ1回も観ていない。もっと早い時間か、夕方頃歩かないと遭遇する機会は少ないのかも…。棒道沿いの木々は雪を冠り、その中を歩くのはとても気持ち良い。ここら辺りの積雪は約15-18cm程か、処女雪で足が取られてしまい結構疲れます。牧場で、動物に出会えないか期待したが、どこにも見当たらずがっかりです。でも、白い銀世界の空間は心穏やかになります。
鹿の足跡 道沿いに、ずっと続いていた
イカル ひまわりの種を食べにやってきた
明日も来るかな....
寒い中でも水浴びは大好き 
体はビショビショ、さかんに鳴いています

今朝も、野鳥達がひまわりの種を求めてやってきた。最近は、シジューカラがたくさんやってくるせいか、あっと云う間に餌がなくなってしまう。ヤマガラ、シジューカラ、そしてコガラが、次から次へやってきては、餌を啄み立ち去って行く。本当、せわしない奴らである。ふと、観ると大きな鳥がいる。ウソだ!!慌ててカメラを構えようとすると気配を察し、あっと云う間に逃げ去っていった。たまに、珍しい野鳥もやってくるので良く観ていないといけないなあ。

2015年1月15日木曜日

脳の老化はないそうです

仲良く?水を飲むヤマガラ君達

どんよりと曇った早朝、昨日より気温は高いが日指しがない分、少々肌寒い。
野鳥達の出足もにぶまるのか、いつもなら7:30頃にはやってくるのに、8:00過ぎてようやくやってきた。メジロもやってきたので、慌ててカメラを取ろうと目を離した一瞬の間に、いなくなってしまった。9時過ぎには雪が降ってきて、時間と共に激しくなってきた。パンがなくなってきたので、丸パン作り。もう手慣れた物である。クックパッドのMiniさんのレシピは、本当に外れがなく大いに助かっている。丸形食パン、クッキー、フォカッチャ全て彼女のレシピを参考にしている。彼女のレシピ、最高である。
ジョービタキもやってきました

年々、物忘れが激しくなってきたと感じる、「漢字は出て来ないし、顔は浮かぶが名前が出てこないなあ」なんて思いません? 
年を取ったせいで、物忘れが激しくなったと思いきや、
脳科学者の池谷裕二さんによれば、脳はずっとピチピチしていて老化はほとんどないそうです」
記憶がサッと出てこないのは、年齢を重ねるほど脳のメモリにたくさんの情報が溜まり、すぐにアクセスできないだけ。古いものは、倉庫の奥の方に潜んでいるから、なかなかたどり着けないというわけです。反対に子どもは、情報がスカスカだからサッと取り出せる。単に、そういう物理的なことだそうです。うーん、本当? 年のせいにはできません、何か嬉しいやら複雑な心境ですね。
又、物覚えが悪くなった事も、年のせいにするのは間違い。経験記憶が上回り、若い頃のような丸暗記が難しくなる。大人に適しているのは、自分の体験と情報を関連付けて覚える経験記憶です。単独で覚えにくい知識も、あのときあの人にこう説明したと云う経験と結びつければ、比較的容易に覚えられる。うーん、言っている事は良くわかるが、いざ実行となると中々難しそう。でも、非常に参考になる格言です。

2015年1月13日火曜日

やっぱり一睡もできず〜別所温泉

朝から食べ過ぎです〜上松屋旅館の朝食

昨夜は、ボイラーの音が気になり一睡もできず、ずっとイアホンで音楽を聴き、何とかごまかそうするが無駄な努力だった。温泉は好きだが、これがあるから困る。結構、神経質な質なのである。気を取り直し、朝風呂へ行く。男風呂と女風呂が入れ替わり、昨日とは違う湯船に浸かるが、こっちの方が雰囲気はとても良い。温泉は5F、内風呂、露天風呂共に温泉街を展望できる(と云っても大した景色ではないが)。露天には、樽風呂もあり、少々温めだが、じっくりつかれて中々良い。体がポッカポッカした所で、朝食ルームで朝食を取る。温泉卵、海苔、納豆、野菜、リンゴジュースは自由に取れる仕組み、席にはワンプレート膳に7品料理、さらに肉味噌の豆腐が盛りつけられている。朝から、こんなに食べれないぞ、と云いながら食べ始めるとお腹の中に収まってしまう。最後はデザートでごちそうさまでした。
朝から食べ過ぎてしまった。部屋に居ても、ボイラー音で落ち着かず早目にチェックアウトし帰る。温泉自体は非常に良かったが、やはり騒音がネックだ。どうしても慣れない…。

2015年1月12日月曜日

別所温泉にやって来ました


上松屋旅館露天風呂 やはり温泉は良い

9:40頃、家を出て信州別所温泉に向かう。
清里の道路は雪が残っていたが、野辺山を超えると道路は除雪され走りやすかった。気温は-6℃、フロントとリアウィンドウが曇ってしまい、前後が良く見えない。一旦止まり、窓を拭くが直ぐに曇ってしまう。こんな経験初めてである。上田までの18号線は、ノロノロ運転でイライラし通し。どうやら、赤信号手前でノロノロ運転するので結局、後が詰まってしまう。こういう運転する奴が多くて困る。

Welcome抹茶サービス
別所温泉には14:00頃到着、もっと雪があると思っていたが、殆どなくて少々拍子抜け。今晩宿泊する上松屋旅館は、温泉街の一番奥にある。Welcom抹茶サービスで出迎えられた。煎じた抹茶と、くるみ饅頭、渋い抹茶と甘い饅頭の相性は非常に良いです。仲居さんのお話では、一昨日と昨日は満館だったが、今日はガラガラ、又1人旅が50%を占めるそうです。1人旅に優しい旅館なんですね。8畳の部屋はシンプルだが、居心地はまずまず。ただ、外のボイラー音がかなり気になる(いつものように、こういう音は苦手で中々慣れない、夜寝れるか少々心配)。
別所神社 能舞台かな??
 街を散策するが、はっきりいって何も観る所はない。信州の鎌倉なんて良くいったものだ、全くつまらない。温泉場っていうのは、こんなものなのかな。去年行った鹿教湯温泉の方が良いかも…
宿に戻り、温泉に入る。誰もいなく、1人占めである。源泉は52℃、内湯、外湯の温度は42℃と適温で、とても気持ち良くリラックスできる。やはり寒い冬は温泉が最高だ!! 日本人に生まれて来て良かったと感じる瞬間である。

 北向観音の通り 道沿いにお土産屋が並ぶ

夕食は部屋食、指定した時間に仲居さんが運んでくれる。他人の目を気にせず、気楽に食べれるのでありがたい。それにしても、旅館の食事は何故、こんなに料理が多いのだろう。黒毛和牛のすき焼きと、刺身だけでOKなのに、残すともったいので食べ過ぎてしまった。ああ、お腹パンパンである。夜、又温泉に入って休む事にしよう…。(ボイラー音を気にしながら)

2015年1月11日日曜日

バードフィーダーに集まる野鳥達


今日は雲が多く、午後からは雪も降る少々肌寒い1日でした
毎年、行われる全国女子駅伝は毎年TVで観戦しているが、今年は最後の最後まで勝敗がわからず白熱する勝負でとても面白かった。最後のアンカー勝負、競技場に入り京都、大阪のデッドヒート、後方には兵庫、愛知が迫ってくる。最後200mの時点で大阪が京都を振り切り優勝!!いや、本当白熱する勝負でした。京都は2連覇かかっていたが、土壇場で逆転されました、さぞや悔しかったであろう。
コガラ、小さくて可愛いですね
ペットボトルの手作りバードフィーダーを久し振りに出すと、近くのムクゲの枝にわんさか集ってきた。シジューカラが圧倒的に多いが、コガラ、ヤマガラもいる。警戒心は、ヤマガラ<コガラ<シジューカラ一の順、シジューカラは辺りの様子を伺い、ちょっとでも気配があるとサッと逃げ去ってしまう。水場で水を飲んだり、水浴びと大騒ぎの一瞬。大体来るのは午前中が多く、15:00を過ぎるとパタッとやって来なくなる。又、明日の楽しみですね。
上から取ろうとするが、小さいので1回目は失敗
仕切り直しし、2回目で穫るのに成功!! 
片足を入り口にかけ、種を穫り出しています、器用です
上の足掛けに乗り、種を穫り出すシジューカラ

2015年1月9日金曜日

凍上現象

山のように盛り上がっている、凄まじいです

この所、穏やかに晴れ上がる日が続いている。例年1月は、ほぼ晴れの日が多い。が、寒さは相変わらずだ。
朝晩の寒さのせいで、庭の土壌があちこちで凍上現象(寒気で水分が凍結し膨張)で土壌が隆起している。ワイルドストロベリー畑の場所は、あまり日が当たらない場所で、その現象が顕著に現れている。こんなに持ち上がるとは、ちょっと驚きである。こんな厳しい寒さにも耐え、春には青々とした葉に生育する、凄い生命力ですね。
現在は、北海道で元気で飛び回っているサモエド君



N氏宅のサモエド君、最近姿を見てなく一体どうしたんだろうと気になっていた。奥さんと話をする機会があったので尋ねると、北海道に居るそうだ。Nさんが腰を痛め、散歩に連れて行く事ができなくなったため、北海道の娘さん宅に預けたとの事。娘さんは牧場に勤めており、牧畜犬として広い牧場の中を元気に走り回っているそうだ。何かあったのかな、と心配していたが事情がわかって一安心である。でも、あの愛くるしい姿が見えないと、ちょっと寂しい。

2015年1月8日木曜日

諏訪湖畔で、霧ヶ峰で車に乗せたおじさんに出会う


風もなく穏やかに晴れ上がり、気持ち良い早朝だが、外気温は氷点下2-3℃とかなり冷え込んでいる。近くの郵便ポストにハガキを出した後、木曜日のいつもの日課である諏訪へ買い出しへ向かう。どうも行動がワンパーターンです。
諏訪湖畔の餌付け場にて
うっすらと見える白い山は八ヶ岳
「いちやまマート」で買い出し後、諏訪湖畔沿いをwalking。風もなく、ポカポカ陽気で気持ち良い。湖畔沿いは遊歩道が良く整備され、ぶらり散歩するには非常に良い。岸辺辺りは凍っており、太陽の光が反射しキラキラ輝き、とても奇麗だ。しばらく歩くと、白鳥の餌場に到着。白鳥、カモ、さらにはハトがわんさか集まっている。餌付けを観ていると、隣から「カモは敏捷い、敏捷い..」と云う声が
舌足らずで、せわしなく話すイントネーション、どこかで聞き覚えが…。もしかしたら霧ヶ峰で車に乗せた爺さんかな、横を向くとやはりそうだ。「霧ヶ峰で車に乗せた事ありますが、覚えてますか?」、「ほら、踊り場湿原~諏訪インターのバス乗り場まで乗せてあげたではないですか」、ようやく思い出したようです。あれから、バスで無事上諏訪の方へ降りたようです。話を聞くと、この辺りに住んでいるようで、岡谷温泉に入りにきたようです。「100円で入れるんですよ」と財布から券を見せながら話してくれました。相変わらず、マイペースでせわしなくしゃべり続けるユニークな人です。
それにしても偶然とは恐ろしいものです。

2015年1月6日火曜日

スコットランドの伝統菓子ショートブレッド

サクサクのShortbread

早朝は曇っていたが、しばらくすると雪に変わった。その中を女取湧水まで、湧き水を汲みに出かける。昼頃になると雨に変わったが、日が出ない分とても寒いです。

天気が悪い日は、クッキングが良い。と云う事で、今回はスコットランドの伝統菓子ショートブレッド(Shortbread)を作った。赤いチェック柄のパッケージのWalkersのショートブレッドが大好物で、イギリスに居た時は、こればかり食べていた。日本でも売っているが、イギリスの方が断然安く、阿呆臭くて滅多に買っていない。
材料:
①薄力粉:120g、②マーガリン:60g、③砂糖:25-30g、④塩:少々

作り方:
①マーガリンをレンジで溶かし、砂糖と良く混ぜる
②粉の中に入れ、ポロポロ状態になるまで、良く切り混ぜると、左の写真のようなポロポロ状態になる






③ビニール袋(又はラップ)に入れ、長方形に形作り(fingesと云うらしい)冷蔵庫に約30分寝かせる
④冷蔵庫から取り出すと、良い具合に硬くなっている。縦長にカットし、爪楊枝等で窪みを作る 

⑤オーブンで、150-170℃、30分程焼き上げれば出来上がり
(予熱した方が良さそう、次回はそうしよう!!)
出来立てをカテキン茶と頂きます。カテキン茶の渋みと良く合います。イギリスで食べた味とまではいかないが、さくさく感がありほんのり甘みが合ってとても旨い。つい手が出てしまい、食べ過ぎてしまう恐れあり。材料は少なく、簡単で作れるのが良い。
ちなみにネーミングは、short(サクサク、又はポロポロする)から来ている。

2015年1月5日月曜日

コガラがちょくちょく顔をみせるようになった

水浴びに興じるコガラ

早朝は冷たい風が吹き少々寒かったが、日中は気温も上がり穏やかな日和となった。明後日から再び寒気が流れてくるとの予報、束の間の日和かな…。
葉野菜がなくなったので、散歩がてら道の駅に向かう。スーパーではレタス類は300円近くしていたが、道の駅ではサニーレタスが160円、とてもリーズナブルなお値段で助かる。お雑煮用にと大根、さらに里芋も合わせて購入。正月はやはりお雑煮、例年のごとく毎朝お雑煮三昧です。

最近、コガラがちょくちょく現れるようになった。餌場は相変わらずヤマガラが強いが、隙間をぬって餌(ひまわりの種)を食べたり、水浴びに興じている。シジューカラのような胸に黒帯がなく、真っ白なので区別がつきやすい。それにしても、野鳥は本当に水浴びが好きである。今日もヤマガラ、シジューカラ、コガラが代わりばんこにやっていた。ヤマガラは警戒心はあまり強くないが、シジューカラ、コガラは辺りをキョロキョロ見ながら警戒心を怠らない。本当、観察していると飽きないです…。
ひまわりの種を両足でしっかり抑え、嘴でつついて種を取り出す
実に器用です、カラの仲間は皆このスタイル
嘴に殻を破って取った種を咥えている

2015年1月3日土曜日

アトリ(花鶏)が水を飲みにやってきた

胸元のオレンジが映えます
胸を膨らせており、ちょっと小太りな感じがします
棒道からの雪のゴルフ場

朝早く目が覚めてしまったので、久し振りに早朝散歩に出かけた
未明に降った雪が降り積もっている、外は寒いので、防寒をしっかりして出発
風がかなり冷たいが、歩いている内に体が温まってきた
早朝のキーンとした空気の中を歩くのは気持ち良いです。
棒道を歩いていると、ジョギング中の男性に出会う、走っていて滑らないのでしょうか。

体長は16cm、頭が濃い灰色なので雄かな
ヤマガラ、シジューカラ以外の珍しい野鳥がやってきました、冬鳥のアトリです。
群れでいる事が多いのに、1羽のみです。昨日はヒワも見かけました、彼等と良く居るのを見かけます
水場は凍っていたので、雪の中に嘴を突っ込んで水を含んでいます。喉が渇いていたのか。
胸元のオレンジがとても目立つ、目元が実に可愛い野鳥です。
口に雪を含んでいます

しばらく庭先にいたが、あっという間に飛去ってしまった。

ちなみに、名前の由来は集まる鳥→あつとり→「あとり」、
群れで木に留まっている姿が、花が咲いたように見えることから「花鶏」という漢字を当てたそうな。