2015年6月29日月曜日

キビタキ君の巣作り(その後)


昨日に続き、梅雨の晴れ間の良い天気となった。気温は上昇したが、テラスでくつろいで読書するには絶好の日和である。
落ち葉の中に小さな卵を1個、発見!!

前回ブログ(https://www.blogger.com/blogger.g?blogID=6053101406203342640#editor/target=post;postID=3212450970632496139;onPublishedMenu=allposts;onClosedMenu=allposts;postNum=31;src=postname)で、キビタキ君が巣箱で巣作り中の話題を提供しました。その後、海外旅行に出かけてしまったが、その後どうなったか気になっていた。
巣箱の中には、たくさんの落ち葉が…
キビタキ君が、せっせと運んでいたんですね
気配はなかったので、巣箱を下ろす事に。中の落ち葉を取り出すと、かなりの量の落ち葉の中に白い小さな卵を発見、卵を産んでいたんです!!驚きと共に、残念な気持ちで一杯。雛が孵るまでに至らなかったようです。白猫が巣箱をこじ開けようとしていたのを目撃、屋根もこじ開けられた後があり、どうやら白猫が巣を襲ったようです(状況証拠のみだが、日頃から野鳥を狙った行動を目撃しており、かなりの確率で犯人かと思う)。せっかく卵まで産んでいたので、後一歩だったのに…。返す返すも白猫の存在が疎ましい。隣人の奥さんが云うには、この白猫、子猫2匹引き連れていたとの事。子猫の餌を取るのに必死だったのか?
がっくりであるが、来年、又巣作りをしてくれるかもしれない。巣箱を奇麗にした後、再び木の上に設置した。しかし、猫対策を考えておかねばならないなあ…。

2015年6月28日日曜日

ブルガリアで出会った人々(1)


ブルガリアの首都ソフィアは大都会化しているが、ちょっと外れると、そこは原風景が広がる田舎の暮しを垣間みる事ができる。今回の旅では(特にブルガリア)田舎の素朴な風景の中で、親切な人達に出逢い、人の温もりを肌身に感じることができた。何かこういう旅も良いですね。
サバレタ・バーニャにて
道端で、自家の畑で収穫した果物を売るおじいさん
通りを歩いていると、道端にリンゴ、サクランボ等の果物をおいた籠が並んでいる。「サクランボが旨そうだな」と立ち止まり見ていると、奥の家からおじいさんが出て来た。ヨロヨロと足下が覚束なく、かなり危なっかしい。1lev分だけ欲しいとお金を手渡す。ビニール袋に入れ秤で測ろうと屈もうとすると、危うく後に倒れそうになった。急いで手を差し伸べ体を支えてあげたが、かなり危なっかしい。自分でサクランボをビニール袋に1/3程入れ、これで良いです、と差し出すと「もっと入れろ」と云う。遠慮していると、「さらに入れろ」と目で催促する。結局、ビニール袋一杯まで入れる事に、1lev以上したのではないかと思う…。家の方に戻る際、肩を支えて玄関近くまで送ってあげた。その内、転げ落ちないかと非常に心配です。サバレタ・バーニャを去る日にも再び出会い、リンゴを持って行けと3,4個くれようとした。せっかくだからと、1個だけ頂きました。サクランボはとても甘く、リンゴは柔らかめで食べ易かったです。「笑顔を絶やさないおじいちゃん」、これからも長生きして下さいね。
宿泊したダリアハウス 看板も何もなく、普通の民家
2階の部屋に宿泊(ゲストは僕1人のみでした)
ダリアハウスまで車で送ってくれた若者
サバレタ・バーニャに着いたは良いが、今日の宿泊先のダイアハウスの場所が良くわからない。道交う人に、手当たり次第聞きまくるが、中々見つからない。そんなとき、道端で休憩中の4,5人の作業員(?)に、「このホテル知りませんか?」と、ホテルの予約書を見せるが、彼等もわからない様子で、さかんに首をかしげている。「うーん、困ったなあ」と思っていると、その中で一番若い男性が電話を取り出し、(予約書に記載された番号に)電話をかけ始めている。ブルガリア語で何を言っているか、さっぱりわからないが、どうやら場所を聞き出しているようだ。電話が終ると、車に乗るよう促される。「え、連れってくれるの?」、思いがけない展開で少々戸惑ったが、「ではとお言葉に甘え」車に乗り込む。がたがた道を走る事、10分程で停車。そこには、女の子を抱いた女性が待っていてくれた。どうやら彼女がハウスのオーナーのようである。お礼を云い、握手をし別れる。ダイワハウスは民宿のような感じで、看板も何もない。これでは近くに来てもわからなかっただろう。車で送ってもらって大正解、彼等の親切には感謝してもしつくせないです。

2015年6月25日木曜日

ブルガリアのスイーツ「ブルガリアン・デライト」

種類豊富で、選ぶのに大いに迷ってしまう

バンスコの通りを歩いていると、「ブルガリアン・スイーツ」のお店が良く目立つ。外から見ると、色鮮やかな菓子が、店内に所狭しと並んでいる。見た事もない物だったので、ちょっとお店に入る。甘い香りがプーンとしてくる。棚には、カラフルなお菓子が、たくさん並び、目移りしてしまいそう。そういえば、リラ僧院、カザンラクでも見かけたなあ、どんな味がするのやら興味新々。g単位で買えるので、いくつか選んで購入。

箱パッケージのDeligt(いろんな種類がある)
バラ、オレンジ、ミント、…いろんな味を味わえる
気になる味ですが、もちもちとした食感、とても甘いが、口の中にミントやバラの香りがプーンとしてくる。ナッツ入りや、ゴマがまぶしてあるのや、とにかく種類が豊富である。かなり甘いので、渋めの日本茶に合いそうだ。「ブルガリアン・デライト」という菓子で、ブルガリアではポピュラーのようだ。トルコにもあるみたいで、ターキッシュ・デライトとの事。それにしても甘い!!、でもちょっと癖になる味だ。お土産用に箱詰めを購入したが、1.6lev(約120円)と飛んでもなく安い。珍味でもあり、贈答品として喜ばれるかもしれない。
ブルガリアの伝統的なクッキー?
こんなクッキーもありました。何かド派手な色合いですが、味はやっぱり甘いクッキーでした。チョコ、ナッツ等をまぶした他の種類もあります、小腹が空いたときなんかに良いですね。

ヨーロッパの人達って、本当に甘い物が好きですね。

2015年6月24日水曜日

久し振りにヤマガラ君が顔を見せる

種を残さず、きれいに平らげる

昨日は午後から雷が鳴った後、豪雨。上空に寒気が入ったせいにより荒れた天気となった。今日は天気も安定した梅雨の中休み、気温はグーンと上がり、暑さが戻ってきた感じである。
カーテンを開けると、ヤマガラ君が目の前に。どうやら「ひまわりの種」を求めてやってきたようだ。久し振りの再会である。早速、出してみると、直ぐにやってきて、ジューンベリの木の上で、一心不乱に食べ始めた。種を両足で押さえ込み、嘴で突っついて食べる。実に器用である。
両足で挟み込み、嘴で叩くようにして食べています

きれいに食尽すと、直ぐに餌を取りにやってくる。目の前に居ても、全く気にしない。自然界に餌の豊富なこの時期、あまり餌は与えない方が良いとわかってはいるが、可愛い姿を見たい一心でつい与えてしまう。愛くるしい姿、とても親しみやすく、野鳥の中で一番のお気に入りである。

2015年6月22日月曜日

キツツキの幼鳥?


鬱陶しい梅雨の中休み?、久し振りの青空で何だか心がうきうきします。やはり、天気が良いと気分も晴れやかになる。この所、夜は急激に冷え込み、毛布は欠かせなかったが今日は大丈夫かな。又,いつ晴れ間が出るかわからないので、布団干し、洗濯、さらに芝刈りをしてしまう。砂利の所は、芝刈り機では対応できないので、仕方なく手で雑草を採っているが、正に雑草というように、取っても取っても生えてくる。全く嫌になってしまう。毎日、こつこつ(我慢強く)取っていくしかないか。
キツツキの幼鳥かと思うのだが...
裏に回ると、足下が覚束ない野鳥を発見!!近づくと飛び立ち、近くの木の上に止まった。「キツツキ」かと思うが、のど元に産毛が生えている。どうも「キツツキ」の幼鳥っぽい。直ぐ近くには、大きな「キツツキ」が2羽、親鳥と離れてしまったのか。もう少し近づこうとすると、どこかへ飛去ってしまった。昨日は、ヤマガラの幼鳥っぽいのも見た。カメラを向けようとしたときはいなくなってしまい残念。そろそろ、野鳥の幼鳥が巣立つ時期でもある、又、出会えるかもしれない…。

2015年6月21日日曜日

車のドアが開かない②~電池交換完了

旅行から帰ってからずっと雨の日が続き、少々うんざりである。
やはり梅雨時に旅行すれば良かったか…。旅行先で出会ったTさんにメールを出すと、直ぐに(長文の)返信が帰って来た。彼は、旅行先で出会った人に、自前の絵葉書(東京の写真が散りまべられている)を配っている。カザンラク駅で出会った時、「Save Japan」のロゴ入りのTシャツを着て、凄く目立っていた。一風、変わった人かと思うが、話してみると大変ユニークな人物で、お互いの趣味もあい、話がはずんだ。後で、ソフィア駅の写真を送ってくれる事になっている。
アクセスキーを分解
ようやく、ボタン電池が届いたので、直ぐに交換作業
①メカニカルキーを取り出す
②カバーを外すと、基盤がある
③基盤を外すと、裏側に電池(CR1632)がある
④電池を取り外し、新しいのと取り替える
⑤基盤、カバー、キーを元のように取り付け完成

早速、車で確認。問題なくドアもかかるしエンジンも始動する。
使ってなくても、電波を発する物が近くにある場合、消費は早まるようだ。旅行から帰ってのタイミングで発生したので、真逆電池とは思わなかったが、これで1つ勉強した

2015年6月18日木曜日

出かけようとすると、車のドアが開かない


2日前に東欧旅行から帰って来ました。日本は梅雨本番、予想はしていたが、こう毎日、雨ばかりだと嫌になってしまいますね。
この方法で、何とかエンジン起動した
冷蔵庫が空になってきたので、買い出しに出かけようとすると、車のドアが開かない。「え、何故?」通常なら、ドアノブに触れるだけでドアが解錠されるはずだが、うんともすんともしない。一旦離れて、もう1度やってみると、今度は開いた。理由が良くわからないまま、買い出しに出かける。買い物を済ませ、車に戻りドアを開けようとすると、再び開かない。雨も降って来て、「さあ、困ったぞ、どうしよう」と、途方に暮れていると、何回かやっているとピーとした音がし、ドア解錠した。ああ、これで帰れるぞと思っていると、今度はエンジンがかからない。旅行で、長期間車を動かしてなかったせいなのか、そうならバッテリー上がりが考えられるなあ…。
車に置いてあったマニュアルを取り出し、関連項目を調べると、どうやらアクセスキーの電池寿命の可能性が高い。この場合、エンジンスタート・ボタンに、アクセスキーを押し付ければかかると記載されていたので試すと、エンジンはかかり何とか帰宅出来た。
今まで、こんな経験なかったのに…。半永久電池かと思っていたのに寿命あるんだ。Amazonで電池注文、届くまで車の運転は控えるしかない。スマートエントリー・システムは便利であるが、山奥で、こんな目にあったらどうなるのだろうと思うと空恐ろしくなる。

2015年6月16日火曜日

フランクフルトで羽田便を待つ

ソフィア空港第2ターミナル
ソフィア空港を午後立ち、今、フランクフルト空港でANA羽田便を待っています。ソフィア空港へは、今年5月に開通したメトロで、あっと云う間です。ブルガリアは、急速に近代化が進んでいます。ブルガリアとドイツは、時差1時間、5時間も、ここで待つのは正直苦痛です。全く暇持て余してしまう。
空港内のレストラン、何でこんなに高いの!  Macのバーガー、700円以上もします。アホ臭くて、買う気にもならない。空港内は、どこもWiFi free、ネットサーフィン、読書などしながら時間を潰しています。忍の一字です

2015年6月15日月曜日

さらば東欧

ソフィアのシンボル
アレクサンダル・ネフスキー寺院
バンスコ7時のバスで、ソフィアに戻ってきました。気温27℃、かなり暑いです。
東欧の人達は、旅人にとても親切です。今回の旅では、人との触れ合いが多く、現地の人々の温かさを感じました。物価も安く、懐にも優しく、言うことなしです。それと、ブルガリアは美人が多く、思わず振りかえって見てしまいます。
長かった東欧田舎旅も今日で終わり、明日、日本へ帰ります。旅立つ時は、少しナーバスな気持ちになっていたんですが、あっと言う間に月日が過ぎさった感じです。旅って、本当不思議ですね。日本の梅雨は嫌ですが、早く帰りたいです。
ソフィアで見かけた、実にユニークな地下売店
お客さんは、屈んで注文しています

2015年6月13日土曜日

IVANさんの車で、ヴィフレン小屋へ

ピリン山脈最高峰ヴィフレン山(▲2914m)
登山者の多くはこちらの青コースに入って行った
谷川が流れる気持ち良い所である
快晴です、朝日が当たり、神々しく輝くピリン山脈が素晴らしい。
朝食に下に降りても誰もいない。しばらくしてから、もう一度行くと朝食の準備がされていた。オーナーのイヴァンさんが給仕、母親が料理を作る家族経営のホテルのようだ。
シーズンオフなのか、宿泊客は僕一人だけ。館内が異様に静かで、何となくそんな気がしていた。イヴァンさんが小屋まで送ってくれると云うので、有難くお言葉に甘える。約30分でヴィフレン小屋に着。真近にヴィフレン山が、大迫力で迫ってくる。小屋の後ろは、立山の雄山に似たどっしりとした山、東側は雪を抱いた山々が連なる。やっぱり山は良い、素晴らしい眺望で気分が高揚してきます。帰りが気になり、かつ体調も今一、ヴィフレン山は途中まででリタイア。やっぱり、7月以降に来るべきだったかな...。2時間半かけてバンスコまで下り、ほとほと疲れました。

2015年6月11日木曜日

バンスコ在住のサムさんに、ホテルまで車で送ってもらう

街の中心広場に建つ聖トロイツァ教会
コウノトリが巣を作っている、後方にヴィフレン山
城壁に石を埋めんだユニークな住居が建ち並ぶ
泉の水は飲む事ができる
バスを2回乗り換え、バンスコにやってきました。バスで乗り合わせたサムさんの車に乗せてもらい、ホテルまで送ってもらいました。ブルガリアの人は、本当に親切です。何かブルガリアに来てから、人との触れ合いが増えた気がします。ホテルの部屋は、今までで一番最高の部屋かと思う。16-18畳ほどの広さに、ダブルベッドとシングルベッド、テラス付きで応接セットまであります。ただ、下の道路が工事中で、少々うるさいのが痛い。Info.の情報では、トレッキングの起点までのバス、又はリフトのどちらも運行してない。さらに、雪も結構残っている?、さてどうしようか...



コケコッコーで目覚め、何とも長閑な早朝です

 早朝から畑仕事に勤しむ老夫婦
隣の畑では、早朝から老夫婦が仲良く畑仕事、放し飼いの鶏、犬、猫も歩き回る、典型的な田舎風景。こういう所、好きだなあ。このゲストハウス、実に良かった。宿泊代は、何と2,450円/泊、かなり安いが、居心地抜群でした。ハウスのマドンナ、ダリアちゃんともお別れ、旅の最終目的地、ピリン山脈の山岳リゾート地バンスコへ向かいます。天気どうかな...



放し飼いの鶏
田舎の原風景を見ているようで、落ち着きますなあ

天気が悪く、リラ7つの湖のトレッキングは中止〜サバレタヴァーニャ

広場にある間欠泉
サバレタバーニャは温泉地として有名
天気あまり良くなく、山は灰色の雲で覆われている。8時過ぎ、弟さんが迎えに来てくれた。2人いるが、助手席がそうみたい。山道を走る事、20分程でリフト乗り場に到着。彼は、ここでジャム等を売る店を開いており、出勤時に同乗させてもらった。早速リフトに乗ろうとすると、何と天気が悪く動いていなかった。動くかどうかは天気次第、どうしようか迷い、取り敢えず5km下の村へ行く事に。途中から雨が降って来て、非常に惨めな気分になる。30分程で、ビジターセンターに着く。2人のスタッフの1人が英語を解し、タクシーを呼んでもらった。中は落ち着いた空間で、コーヒーをご馳走になったり、リラックスして待つ。タクシーの運ちゃんも良い人で、近くの村や風光明媚な所では、随時止まってくれた。名前はライコーさん、街で唯一のドライバーとの事でした。12lev(840円),もっとかかると思っていたが良心的な値段です。

間欠泉(130m噴き出す)広場にあるInfo.で、バスの時間を確認,Free WiFiも使える。広場脇のレストランで、Frid Trout、スープで昼食。マスは、シンプルながら、まずまずの味でした。天気は不安定で、晴れていたと思っていると、夜には黒い雲と嵐のような風が吹きまくった。
P.S
インフォメーションは、月〜金、8:00-17:00

2015年6月10日水曜日

可愛い娘さんを抱いたママさんがお出迎え〜サバレタヴァーニャ

 可愛いダリヤちゃん
 ゲストハウスからの夕景
リラ僧院を去り、温泉避暑地のサバレタヴァーニャにやってきました。僧院からは、ドゥブニッツァで乗り継ぎ、サバレタヴァーニャに12時前に到着。今回も接続はスムーズ。
リラ僧院(9:00)-ドゥブニッツァ(10:26 10:40)-サバレタヴァーニャ(11:20)
バスの中で、隣に座ったお婆さんに話しかけられ、片言で会話を楽しみました。ドイツ語、スペイン語を少し話せるそうです。今日の宿はゲストハウス、地図を見ながら探し始めるが、さっぱりわからない。4,5人に聞くが分からず。土木作業の休憩中の人達に尋ねると、電話で場所を確認後、何と車で送ってもらった。ブルガリアの人達は、本当に親切な人ばかりです。ハウスに着くと、可愛い娘さんを抱いた綺麗なママさんが、待っていてくれた。普通の民家で、看板も何もない。これでは、ちょっと見つけられないですね。周りは、田舎の風景そのままで、非常に落ち着きます。ここに2泊、明日、リラの7つの湖をトレッキングする予定です。
WiFi Freeのはずだが、接続できない。情報入手できないのは、少々痛い。

リラ山脈のcyxoto湖へトレッキング

キリル草原の小さなレストランとリラ山脈
リラ僧院2か目、晴れてはいるが、雲が多い。朝は寒く、上着を着て7k先にあるKiril草原へ向かった。林道や山道を歩き、約1.5Hで到着。左手の小さなレストランの後方にはリラ山脈の岩山が聳え、非常に風光明媚な所です。標識を見ると湖まで2時間とある。未だ10時過ぎ、時間もたっぷりあるので行って見る事にした。コースには、要所要所に標識(キリル文字)と緑のペンキがあり迷う事はない。歩き出しは良かったのだが、急坂で次第に体力を消耗し、もうやめようかと弱音が頭を何度も過る。気力で何とか頑張って登り続ける事、2時間弱で到着。頑張ってやって来た割りには、景色は大した事なかった。
大した事なかったCyxoto湖
おまけに、ハエがまとわり付き、ゆっくり景色を楽しむ所でもなく、早々に下山。Kiril草原のレストランで、チキンスープとパンで遅い昼食中には雨も降ってきた。昨日もそうだったが、パンは別注文、さらに何切れ必要かも言わねばならない。珈琲を頼むと、紙コップで出てきたのには驚いた。雨も止み、林道を下ってホテルに戻る。ブルガリアに入り、本格的なトレッキングはかなり疲れました。

リラ僧院の裏には、数軒のお土産屋とホテルレストランがあります。昨日、かなりの行列が出てビニールにパンのような物を大量に買い、観光客が口に頬張っていた小さな店を覗いてみた。それ何ですか?ドーナツです。リングの形してないが、試しに買って食べた。甘さ控えめ、素朴な味がしました(0.5lev)。

リラ僧院へやってきました

 リラ山脈の山奥にひっそりと佇むリラ僧院
ソフィア中央駅まで地下鉄を利用、乗る前はドキドキだったが、仕組みは日本と同じです。チケットは窓口又は、自動販売機で買える。一律1lev(70円)。停車駅は、英語でアナウンス、さらに電光表示されるので安心です。
駅で電光掲示板を見ていると、おじさんが話しかけてきた。警戒すると、Euro何とかのバッチを示したので、ヘルプサービスかと思い警戒を解く。電車はトラブルがあり、途中駅までバス、それから電車に乗り換えるとの事。ならバスにするというと、隣接した中央バス駅まで案内してくれた。「親切にどうも」と別れようとすると、moneyを要求され絶句。いくら?、10lev、高過ぎと言うと5levと下げてきた。持ち合わせの2lev+αを渡すと、しぶしぶ引き下がった。親切そうに話しかける人には、絶対に相手しない事が肝要ですね。バスは、スムーズに乗り換えでき、リラ僧院には13時過ぎに到着。ブルガリアは、不確実な電車よりバスの方が良いようです。
バスの時刻:
ソフィア10:00-ブラゴエフグラード11:45 12:00-リラ村12:35 12:40 -リラ僧院13:10
リラ僧院の柱廊の天井、壁に
描かれた宗教画


リラ村は、思ってたよりにぎやかな村です。この地域はブドウ畑が多く、あちこちで目に付いた。リラ村からバスに乗り込むと、日本人女性が、ブルガリアは日本人に人気なのでしょうか。

リラ僧院の入場は無料です。正門を潜ると、僧院とリラ山脈の絶景に釘づけ、本当に凄い景色です。リラ山脈の山頂付近には未だ雪が残っている。回廊の壁一面のフラスコ画も一見の価値ありです。僧院内部は絢爛豪華で圧倒される、カメラ禁止なので目に焼き付けるしかないのが残念。今日から2日間、リラ僧院裏にあるホテルに泊まります。



2015年6月7日日曜日

ソフィア行き電車、日本人男性と話しがはずむ

可愛いチアリーダー・ガール達
カザンラクを去り、ブルガリアの首都ソフィアにやってきました。
カザンラクは、実に日本人ツーリストが多い。バラ祭りは、日本人の旅心をくすぐるのかな。地元の子供等には、「今日は」と何度も話し掛けられ、苦笑のし通しです。日本人が、多く訪れるせいかも...。
10時からやっているチアリーダー祭りを観てから、ソフィア行きの電車へ乗る。
ソフィア行きの電車では日本人男性と乗り合わせ、話が弾み、3時間強の長旅も気にならなった。ブルガリアは今回で4回目、中欧の殆どの国を制覇しており、かなりの古強者です。
ソフィアの中心のヴィトシャ通り
凄い広い通りは、歩行者天国になっている
電車は珍しく遅れなくソフィアに到着。今日、帰国する彼とは駅でお別れ。ソフィアは、かなり近代的で、かつ清潔な街で、東欧らしさを全く感じません。想像していたのと違って、少々戸惑いも。駅も建て替え中で、都市開発でもしているのでしょうか。しかし、何処もかもキリル文字、英語表記が少なく、かなり戸惑っています。
明日は、リラ僧院へ向かいます。WiFiが使えないので、しばしブログ更新はお休みです。

2015年6月6日土曜日

バラ祭りフォークフェスティバル、思わず見入ってしまう程楽しかった

皆、楽しそうに踊り歌っています
バラ祭りのカザンラクへ移動、天気は雲り空、外は肌寒い。ホテルの支払いはクレジットカードはNGなので、ATMでLev(ブルガリアの貨幣)を引きだす。ATMは、あちこちにあり便利である。駅までタクシーを使ったが、どうやらボラれたようだ。貨幣の感覚が鈍く、何も考えずに渡してしまったが、落ち着いて考えると高過ぎだ。ルーマニアでは、こんな事なかったのに...。マレーシア人が、タクシーはボラれると言っていたが、本当だった。次からは気をつけないと。電車は、山の中を走り、カザンラクに30分以上遅れで到着。何とも、ど田舎に来てしまった感じである。どこもかもキリル文字ばかりで、さっぱりわからない。地球の歩き方地図片手に、何とかホテルに辿り着く。バラ祭り、今日のお目当てのフォークダンス祭りを広場で観戦。民族衣装を着飾った老若男女が、掛け声と軽快なステップでダンスする。見ているこっちも軽快な音楽で、思わずハミングしてしまう程楽しかった。
2015年 ローズクィーン
夜、再び広場へ行くと凄い人の渦、中々先へ進めない。舞台では幻想的な舞踊をやっているが、ちっとも面白くない。ローズクイーンに冠を掲げられると同時に、ドーンと花火が打ち上げられた。真後ろで上がり、凄い迫力です。バラ祭り、中々ユニークな祭りで面白かったです。

2015年6月4日木曜日

切り立った崖の上に建つホテルから、素晴らしい絶景を満喫

ホテルのテラスからの眺め
断崖絶壁に住居群が建ち並ぶ様相は壮観
地震が来たら、相当やばそう
日中は27℃と、今日も暑い。ルームサービスの朝食を、テラスで頂く。トースト、山羊チーズ、冷めたコーヒー、至ってシンプルである。テラスは、断崖絶壁の上に突き出ており、谷を隔てた丘の上には、騎士像と美術館が目の前に広がっている。例えようのない素晴らしい景観で、こんな景色の中では、何を食べても美味いですね。早朝から歩き回り、坂道が多く少々疲れました。丘に建つ遺跡、教会、街の雰囲気はギリシャに似ています。オスマントルコに支配された名残りでしょうか?
キリル文字は、さっぱりわかませんが、英語併記もあり何とかかんとか対応しています。夕方には、雷雨が降り、涼しくなってきました。
早々、石畳の通りでは、あちこちに猫が歩き回っている。少し小ぶりな猫が、石畳を闊歩する姿は絵になります。
P.S
ホテル、レセプションがなく、かつ部屋の番号も記載されてない。何かあったときは、どうすれば良いのだろう。カードもNG,仕方なくATMでおろす。ATMは、あちこちにあり、困る事はないのだが...

ブルガリア国境で2時間以上停止、しかも車内は暑くて散々

ヴェルコタルノヴォ旧市街の路地裏
シナイアからブカレストを経て、ブルガリアにやってきました。電車は冷房も効かず、とんでもなく暑い。窓を開けようとするが、ビクともせず全く我慢大会のようです。
国境駅での出国チェック、EUに加盟しておりフリーパスと期待していたのだが飛んでもなく厳密に調べられる。パスポートは20分以上も持っていかれる。さらに入国時もチェックで、国境駅で都合2時間以上待たされ、うんざりだ。全く待つのは嫌ですね。駅周辺は、5.6頭程の野良犬が徘徊しているが、人も犬も慣れているのか気にしていないようです。
今日の移動は大変かと思っていたが、これ程とは思いもしませんでした。結局、丸1日かかって、ようやくブルガリアのヴェルコタルノヴォのホテルへ入ったときは、ほっとしました。

2015年6月2日火曜日

ミニバスに乗ってシナイアへ

壮麗なペレシュ城
事前に調べた電車の時間が大幅に違い急遽、バスに変更。チケット売り場の角のinfoで尋ねると、9時発のミニバスがあるという。教えてもらった2番乗り場でバスの運ちゃんに確認、チケットを買って乗り込む。乗客は3人だけ、こんなんで採算あうのかな。運賃は15len(450円)、安いです。運ちゃん、とんでもなく飛ばし50分でカルパチア山脈のリゾート、シナイアに到着。今日の宿はペンション、オーナーのマダムは英語はNG,何やら言っているが、さっぱりわからない。でも何となく、意思の疎通はできるもんですね。昼頃からは雷がゴロゴロ鳴り、雷雨となった。標高800mの山の中腹は、天気が変わりやすい。青空が見えてきたので、坂道を登ってペレシュ城へ。豊かな自然の中に、壮麗な城が見えてきた。凄い綺麗です、ブラン城より格段に良い。城もそうだが、街の雰囲気はスロバキアに似ていて、懐かしくなりました。
ルーマニアも今日で最後、明日はブルガリアへ向かいます。
宿泊したペンション 100len(2,800円)安い!!

ドラキュラ城へ

ブラン城の中庭
今日も良い天気だ。感じの良いおばちゃんが、準備した朝食を食べる。何とも家庭的な雰囲気で妙に落ち着く。その場で作ってくれたフレッシュジュースがとてもうまかった。ブラン城へのバスは、街から離れているのでタクシーを利用、6len(180円)とても安い。アウトガラは小汚い。城へは1本/時間、約45分。ブラン村は、長閑な田舎を想像していたが、飛んでもない。土産、レストランがびっしりと並び、完全に観光地化されている。ブラン城、暗く、深い森の中に佇む幻想的な城のイメージを持っていたが、想像していたのと違い、全くの期待外れだ。おまけに、観光客の多さにもうんざりである。ホテルの女性の話では、ルーマニアは今バケーションシーズンだそうです。ブラン村も、郊外へ行って見れば良かったかも...。
ブラショフ広場で開催されていたイベント
民族衣装を着飾った子供等の踊り
スープは外れなし
ヨーグルトも付いて 9len(270円)安い!!
ブラショフに戻り、オリエンタルムードのスープ専門店に入る。ベーコンと野菜がたっぷりのスープの味はスパイシーで良いのだが、少々ぬるい点が今一。唐辛子とヨーグルトが添えられ、ヨーグルトはとてもうまい。隣席のジュースが気になり同じ物を注文。レモンの固まりが入ったレモネードで、レモンの酸っぱさとホンノリとした甘さで旨かった。液体ばかりで、お腹ガブガブになってしまいました

2015年6月1日月曜日

ドゥンパ山からのブラショフは一見の価値あり

ドゥンバ山からのブラショフ旧市街
シギショアラを去り、電車に揺られブラショフにやってきました。2輌編成のローカル、2輌目のコンパートメントに乗っていると車掌が、ジプシーが来てトラブルを起こす、こっちへ移動しなさいと1輌目に案内してくれた。若いカップルも移動していた。ジプシーは少々厄介だが、電車の中へも乗ってくるのか?
ブラショフは、結構大きな街です。駅前のバスで10分、旧市街へやってきました。日曜でもあり、すごい人出です。広場は民芸品の市が出ており活気溢れている。街は清潔で、とても綺麗です。ロープウェイで街を見下ろすドゥンパ山へ。オレンジ屋根の街並みを一望、素晴らしい絶景です。下から見ると、BRASOVの看板(ハリウッドを真似た?)がある場所に展望台がある。さらに、数分程で頂上、こちらの方が良い。帰路は歩いて下りました。
賑やかなスファルトゥルイ広場
BRASOVの看板がある所に展望台がある
ホテルでiPhone充電、変換コネクタ(CFtype)が合わなかったが、recp.でPCに接続してもらい、充電でき一安心。