NHKBSの「ジオ・ジャパン絶景100の旅」で八ヶ岳の生い立ちについての興味深い放送回を視聴。「八ヶ岳が富士山より高い」実にロマンがあり、ユニークな伝説も残っているが、地質学的に本当だった可能性が高い。
130年前から火山活動が始まり、25万年前には現在の赤岳と阿弥陀岳の尾根を延長線状に結んだ場所に高さ3,400mの山(古阿弥陀岳)が存在していた。そのとき、富士山は2,400mで、この時期八ヶ岳は富士山より高かったと言える!!その後(10万年前)火山活動により山体崩壊により山頂部が崩れ、赤岳と阿弥陀岳の2つのピークがある現在の姿になった。八ヶ岳は成層火山で凄く崩れやすい事も一因。富士山の方は活発は火山活動を繰り返し3,776mの山へと変貌し、日本一高い山となった。では崩れた岩塊はどうなったかというと、30km離れた韮崎の方へ流れていった。現在の七里岩はこの過程で生まれ、七里は30Kでこの名前となった。
ギザギザの男性的な南八ヶ岳に較べ、女性的な山容の北八ヶ岳だが、こちらは今も活動を続ける活火山。北横岳の頂上から下を見ると、すり鉢状の池が見えるがここが火口だった(何回も登っているのにまるで知らなかった)。北横岳小屋から下った所に7つ池があるが、ここも火口湖。さらに進んだ三ツ岳、大岳は溶岩流で形成されている。どうりで、岩がゴツゴツしていた訳だ。
鎌倉時代に最後の噴火が起こり、現在の姿になっている。
こういった歴史を知って登ると、新たな発見と楽しみが増す。もう一度登って、このあたりの景観をじっくり見てみたいです。