北八ヶ岳の最高峰の天狗岳は、南八ヶ岳に近い山容をし、岩稜登りや、山頂からの360度の絶景を楽しむ事ができる山である。
天狗岳は手軽に行けるので、夏、秋に何回も登っている。今回の登山口は、唐沢鉱泉
三井の森別荘地から、砂利道を15分程走ると、唐沢鉱泉駐車場に到着、ここに車を駐車し準備運動後、登山開始だ
登山日:7/9(火)☀
コース:唐沢鉱泉(7:10)~分岐(8:02)~ 黒百合ヒュッテ(8:45 8:55) ~東天狗分岐(9:42 9:48)~東天狗岳(10:05 10:35)~西天狗岳(10:45 12:00)~第2展望台(12:25 12:30)~第1展望台(12:45 13:00)~唐沢鉱泉(13:55)
コース時間:約4時間30分
標準タイムが5時間30分なので、まずまず
標準タイムが5時間30分なので、まずまず
日本秘湯の宿 唐沢鉱泉 |
黒百合ヒュッテと西尾根からの2つのコースがあるが、後者は登りが結構きつく、去年と同じ前者のコースを取る。それ程の急坂ではないが、体は重く足を上げるのが億劫、さらに息もゼイゼイと、すこぶる調子は悪い。こんな調子で登頂できるのかと不安は頭をよぎる。今までの経験則から、汗を流し切り体が軽くすると調子は戻って来るかと思うのだが...。
針葉樹の森の中に佇む黒百合ヒュッテ |
渋の湯との分岐を通り、黒百合ヒュッテに何とか到着。標準では、ここまで2時間コースであるが、約1時間半と調子が悪いながらもほぼ順調なペースである。
ここから、目の前の岩場の急坂を登り、天狗の奥庭を回るコースの岩場のピークへ。
天狗の奥庭から望む天狗岳、見事な双耳峰 |
すりばち池も水があり、風景に花を添えている。やっぱり来て良かった、この景色を味わえるので、山登りは止められないのだ。
天狗岳稜線までの急坂 白い丸印のペンキが目印 |
学生等が上から降りてくる |
稜線に出て、ようやく一息付く。頂上まで後ひと頑張りだ。ふと上を見ると、ジャージを着た学生の団体が降りて来る。これはやり過ごした方が良さそうだと、彼らが通り過ぎるまで待つ。上田中学の学生、この時期長野の学生等には良く遭遇する。年間行事の1つなのだろう。
間近に見える天狗の鼻の岩峰(頂上と間違えてしまうが)を超え、東天狗岳(▲2640m)に10:05到着。思ったより早く着いた。東側は、赤岳へ続く南八ヶ岳の稜線が延々と続く。回りは360度のパノラマ、甲信越の山々の殆どが見渡すことができる、正に絶景である!!
空も真っ青に晴れ上がり、爽やかな南風も火照った体に気持ちよい。
左:東天狗岳山頂、右:南八ヶ岳主峰・赤岳(格好いい!!)
第1展望台から望む西天狗岳 |
唐沢鉱泉への下りは、うんざりする程長い。最初の20分は岩稜下り、2カ所の展望台を過ぎると、ずっと樹林帯の中。ハエやブヨがまとわりつき、非常に鬱陶しく苛つく。時間にして約1時間程度であったが、非常に長く感じられた
第2展望台からの景色 |
お疲れ様です。(登山、BLOG作成)!!それだけ脚力があるのが羨ましい。永年の鍛錬の賜物です。
返信削除息ゼイゼイでしたが、何とか完登!!
返信削除素晴らしい眺望と澄んだ空気、これだから山は止められない