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DJ機器ラインナップ |
この間、AV機器部門の売却したばかりのP社、今度は世界的にトップシェアであるDJ部門の売却に踏み切った。流行のポートフォリオ戦略「簡単に云えば集中と選択」、収益性や成長率の低い事業から、より収益や成長が見込める事業に資源を移す事を云う。DJは収益性が高いはずであるのだが、成長性に期待が出来ないと踏んだのであろうか…?
これでP社はカーナビ事業へ経営資源集中をより加速する事となった。
良い面を考えると、
自動車の電装化が進んでおり、カーエレは今後も収益性、成長率は見込める分野である。P社の存在価値が高まり、自動車メーカとの関係強化が強まり、カーナビ以外のカーエレ事業(安全運転、自動化等々のカーエレ分野)の新芽が育っていくと云うシナリオ。
悪い面を考えると、
カーナビは、iPhone等のスマホのアプリでできる時代になっている。カーナビからスマホに移行し、カーナビ事業(ハード)が衰退し、ソフト事業でしか生き残れないシナリオ。or 自動車メーカー吸収合併され、車メーカの一部門として生き残る道。
iPhone等のスマホアプリは非常に便利。
Gooleナビ、Yahooナビを使えば、目的地を入力しカーナビのように目的地までの道順を検索できる。スマホはGPSも搭載しているので、現在位置から目的地まで案内してくれる(未だ利用した事はないが、かなり便利そうなのでその内試したいみたい)。しかも無料で利用できる。iPhone5は小型画面であるが、今月発売予定のiPhone6は画面が大型化し、より見やすくなる。PCがタブレットPCに押され、収益性が悪くなった流れがカーナビでも置きは始めているかと思う。カーナビだけでの将来はバラ色ではなく、カーナビ以外のカーエレ事業へシフトしていかないと相当やばい状態になっていくと思う。
いずれにしろ、今後の動きには注目して行きたい。
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