青石の露天風呂:山辺の湯
手前に檜の内風呂がある貸し切りの湯
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一般道を走行し、2時間弱で美ヶ原温泉にやってきました。もっと山の麓にあると思っていたのに、回りは住宅地で温泉地と云う雰囲気をあまり感じない。今夜宿泊する「和泉屋善兵衛」は狭い路地裏の通り沿いの旅館街の一画にある。入り口横に、僕の名前が記載されていた、何と3組の宿泊客のみ。外人さんの名前も、円安効果もあり海外旅行者が多くなったが、こんな所にもやって来ているのかな…。室内は民芸調、どこかレトロ感が漂う落ち着く空間で一目で気に入った。本館、別館、新館の15室、別館の「ふよう」と云う8畳間+縁側付きの部屋に通された。本来は6畳間だが、宿泊客が少ない事もあり親切に広い部屋に変えてくれた。時間が早かったので、周辺をぶらり散歩したが、さして見るべき所はない。
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白とナマコ壁が特徴の和泉屋善兵衛
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エントランス横にある談話室、受付はここで行う
レトロな雰囲気で落ち着きます
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檜樽の露天風呂:木漏れ日の湯
源泉掛け流しの湯
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檜の露天風呂に入る。手前には足湯、歩行湯も備え至れりつくせりである。弱アルカリ単純泉、肌触りは良いが温度42℃は昼入るには少々熱い、長湯すると湯立ってしまいそう。しかし、露天は開放感があり気持ち良い。もっと寒い時期には最適かもしれない。誰もいなく広い空間を1人占め、何と贅沢な時間なのだろう...
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食前酒(白ワイン)、3点盛り、刺身、信州牛石焼ステーキ
+焼きズワイガニ、蕎麦がき、手打ち蕎麦、デザート
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夕食は部屋食(これも宿泊客が少なかった事によるサービス)。18時前に若い兄ちゃんが運んできた。信州大(電気電子工学科)のアルバイト生で都留出身。大学生が旅館でバイトするケースは珍しいと思ったが、信大生が旅館でバイトするのは結構多いそうだ。部屋出し担当で、16時~20:30頃まで働く。アパートが15分程の所にあるので、自転車で通っているとの事。旅館の夕食は、どうしてこんなにも量が多いのだろう。全く食べ切りない程出て来て、もうお腹一杯(なんて云いながら全部平らげてしまったが…)。最後に出た蕎麦と、リンゴシャーベットは旨かったです。
情緒ある露天風呂に続く回廊
左に足湯、歩行湯、木漏れ日の湯。右に山辺の湯がある
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20時から、予約しておいた貸し切り風呂(山辺の湯)に入る。エントランスは灯籠が立ち、幻想的な雰囲気です。檜の内風呂と青石の露天、雰囲気抜群です。気温も下がり、露天はちょうど良い湯加減で最高です。初めて貸し切り風呂に入ったが、風呂のランクが上がっている感じです。
お腹も一杯、お風呂も満喫、後はぐっする寝るだけですが…。
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