2015年10月8日木曜日

強風と寒さの硫黄岳登山


絶好の登山日和。2年前にも登った事はあるのだが、天気があまり良くなかったので再挑戦。家を8時前に出発。三井の森を抜け、分岐を右に入る。ここから舗装されてなく、かなりの悪路を約20分で桜平に到着。
硫黄岳の爆裂火口
コース概略:
桜平(9:00)~夏沢鉱泉(9:20)~オーレン小屋(10:00 10:05)~夏沢峠(10:26 10:32)~休憩(0:05)~硫黄岳(11:26 12:17)~赤岩の頭(12:26 12:46)~オーレン小屋(13:20 13:40)~夏沢鉱泉(14:00 14:10)~桜平(14:25)
コースタイム:3時間40分(登り:2時間20分、下り:1時間20分)
ここから渓谷沿いに沿った登山道を進む、結構急な登りで息が切れる。約1時間でオーレン小屋に到着。前回は赤岩の頭を回るコースを取ったが、今回は夏沢峠コース。渓谷から離れ、樹林帯を歩く。登山道は良く整備され、傾斜もそれ程きつくなく20分程で夏沢峠に到着。直下に硫黄岳の爆裂火口が見え、その迫力には圧倒される。左へ行くと、根石岳~天狗岳への縦走コースである。
登山道から、夏沢峠(青い所)と天狗岳方面を振り返る
硫黄岳山頂からの展望
横岳、赤岳、阿弥陀岳が一望
ここから広い斜面をジグザグに登っていくが、下から吹き上げる強風が音を立てて襲いかかってくる。凄まじい強風です。傾斜も急でバテバテ、途中で10分程休憩する。それでも何とか、予定通り11:30に山頂(2760m)に到着。広々とした山頂の一番高い所に標識が立っている。ロープが張られた火口部を見ようとするが、風に煽られ怖くて近づけない。山頂付近は強風がもろに当たり、とても寒いので、少し下った風を遮られる場所で、南八ヶ岳の主脈の山々を見ながらランチ。山での一番の楽しみであり、至福の瞬間である。
赤岩の頭 オーレン小屋へは人が居る所から左へ下る
帰路は赤岩の頭コースを辿って下る。赤岩の頭では、北海道からやってきた老人と話が弾んだ。フェリーで新潟までやって来て、そこから上高地へ。涸沢に宿泊しで穂岳へ、さらに白山登山し、八ヶ岳へやってきたと云う。「山は素人」と自負しているが、北海道の山は日高以外は殆ど踏破したと云う超ベテランだ。この後、八甲田で紅葉見てから帰るとの事。すごいバイタリティ溢れる元気なおじいさんでした。オーレン小屋でも70代の老人と話が弾んでしまった。早朝、奥さんと東京を出て、その足で硫黄岳へ登ろうとしたが、足を痛め途中でリタイア。オーレン小屋に2日宿泊し、明日は天狗岳へ登るそうだ。皆さん、気力充実、人生をエンジョイしていますね。
桜平駐車場(路肩に駐車スペースがある)
ここまでの道はかなりの悪路、少々神経がすり減る

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