大岳山頂へ続く岩場の登り
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北八ヶ岳の双子池周辺を軽くトレッキングと考えていたが、亀甲池で北横岳の標識につられ、北横岳~大岳~双子山を回るハードな登山にその場で変更。風もなく絶好の登山日和だったが、岩場の登山路で精神的にも肉体的にも疲れ、バテバテの登山であった。登っているときは、かなり苦しくもう止めようと思う事もしばしば。でも、登頂した時の達成感、満足感、素晴らしい景色を観てると、又来てしまうから不思議、山は何とも云えない魅力で満ちている。
大河原峠(9:00)~天祥寺原(9:28 9:30)~亀甲池(9:50 9:55)~北横岳(11:18 11:32)~大岳(12:18 13:06)~双子池(14:18 14:30)~双子山(15:03 15:10)~大河原峠(15:30)
コースタイム:4時間50分
浅間山に浮かぶ雲海 大河原峠にて
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天祥寺原~亀甲池へ向かう登山道から蓼科山を振り返る
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7:30に家を出る。信州方面は霧が立ちこみ、幻想的な雰囲気を醸し出している。大河原峠には1時間強で到着。既に駐車場は満杯、路肩に停める。小諸方面には雲海が湧き出て、ポッカリ浮かぶ浅間山が素敵だ。殆どのトレッカーは蓼科山へ向かい、天祥寺原へ向かうのは誰もいない。気持ち良い登山道を20分程下り天祥寺原に到着。ここから少し登り、平坦な道を行くと亀甲池。元々は双子池へ行くつもりだったが、急遽北横岳へ変更。樹林帯の急登でかなりへばる、途中引き返そうかとの考えが頭の隅を過るが、何とかがんばって登頂する。
山頂はロープウェイでやって来たトレッカーで大賑わい。皆さん、思い思いの弁当を広げて食事中。目の前には優雅な蓼科山、後方に穂高連峰から後立山連峰の山並み。360度の大展望である。この間来た時は、強風で景色どころでなかったが、今日は風もなく日指しもたっぷりで、ゆっくりと眼前の大パノラマを楽しめ、最高である。しばし休憩後、大岳へ向かう。少し下ると北横岳ヒュッテ、7つ池を見下ろせる。八ヶ岳は昔火山だった事もあり、登山道は岩場だらけ。足下に注意しながら一歩一歩進む。双子池分岐を過ぎ、最後の岩場を登り詰め大岳に到着。ここで昼食、誰もいなく実に静かである。双子池への下りは、大きな岩がゴツゴツして実に歩きにくい。足が滑って尻餅ついたり、膝をガツンとぶつけたりと散々。ブツブツ云いながら下る。
大勢のトレッカーで賑わう北横岳山頂
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神秘的な美しさの双子池
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広々とした双子山山頂
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双子池が見えた時はホッとした。夏に来ているが、ここは秋の方が良い。もう少し早ければ、紅葉が奇麗だったのに、もう枯れ葉色である。双子山へ最後の登り、それ程急ではないが歩き過疲れバテバテである。丸く広々した山頂は景色も良く、軽いハイキングに来るには最高な場所だ。大河原峠には15:30に帰着、かなりバテテしまいました。
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