2021年4月4日日曜日

赤道(あかみち)って何?

あちこちで森林伐採が進む(サッカー上のアカマツ林もすっかり裸地状態)
Kさんの話では建築資材には使えないと思うと言っていたのだが…
何に利用するの?業者に聞いてみたいものです
散歩途上で、林の中で伐採作業中のおじさん(Kさん)に話しかけられる。「どこから来たのですか?」「すぐ近くに住んでます」話好きで話題が事欠かず、気がつくと20分程経ち話し。ここの林は、以前は草地だったが、木々が育ち小動物がいなくなってしまった。そんな話から、あの辺りは「赤道(あかみち)」ですよ、「うん,...?」。登記上、地番が記載されてない土地で、昔は道路であった土地のこと。道は赤色、川は青色で分類されていたそうだ。「ふーん、分かったような分からないような…」地元出身でないのに、この辺りの事を良く知っている。しばし、その薀蓄に耳を傾けていました。今度会ったときは、「コーヒーでも一緒にどうですか」と誘われるが、コロナ禍の中では躊躇してしまいます。
■赤道(あかみち)
元祖公道。江戸時代は土地の所有権という概念はなく、明治時代になってから土地台帳を作成し、 民有地一筆ごとの所有者を決め税金(地租)を課すようになった。土地ごとに番地を付け、番地を付けない部分(民有地でない部分=国家のもの)は、 道は赤色、川(水路)は青色などに色を塗り分けた。 このときに赤色に塗られた部分が、「赤道(あかみち)」(赤線、里道)です。 もともと大昔からある道ですので、脇の土地の寄付を受けたり買収したりして 拡幅された現在の公道のまん中や端っこあたりにあることも多いですが、 狭い路地などは、そのままの形で道として残っているケースも多々あります。 何筆かの敷地を寄せ集めて、その上に家を建てた場合など、よくよく調べてみると、 土地と土地の間に昔の赤道が登記上残っていて、 そのままでは再建築ができないというケースも見受けられます。 明治時代以降、長年「赤道」や「青線(水路)」の所有権は国のものでしたが、 数年前に地方分権制度のからみで、その大部分が市町村に移譲されている。
赤:道路、 青:水路、 黄色:田、 薄茶色:畑、 黄緑色:原野

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