「パイオニアが、AV機器事業を船井電機に売却を検討」と云うニュースが飛び込んで来た。中堅AV機器メーカとして業界をリードしてきたが、普及が一巡し価格競争に入った時点で万事休す状態。製品が市場を一巡した際は、必ず新たな市場を形成する製品が生成されていた。アナログからディジタルへ移行する際には、次から次へと新商品が生み出され、家電業界は活気を呈していた。が、ソフトで何でも出来てしまうディジタル時代になってから、大きく様変わり。家電業界が得意としていたハードウェアは単なる道具、全てはソフトが担う時代に突入。この時点で、業態が大きく変わり、家電業界に冬の時代が突入したのではと思う。パイオニアは、カーナビに事業を集中すると云っているが、カーナビもスマホで代用できてしまう時代だ。今までのカーナビ本体の事業から、どのようにして脱却して行くのか、見守っていきたい。
そういえば、ソニーもVAIOから撤退した
VAIO事業部には、ビジネスで何回か訪問した事がある。結果的に、ビジネスにはうまく結びつかなかったが、VAIO撤退と聞いて少々寂しかった。国内のPC事業も、本当に大丈夫かと思う事然りである。
ソニー、今期予測も大赤字、4Kに注力すると社長は意気込んでいるが、従来のような延長線上のビジネスで果たして再生なるか大いに疑わしい。
正念場を迎える家電業界、どういう方向に舵取りしていくのか見守っていきたい。
頑張れ家電業界!!
あのサムスンでもスマホが頭打ちで減益状態。
返信削除パイオニアもソニーも大決断だとは思うが。
家電業界は厳しい状況が続くようだね。
韓国メーカはウォン高で苦しい(円高で苦しんだ日本メーカと同じ状態かな)。国内の電機メーカ、中々打開策が見いだせないですね。東芝、日立等は、強電の方向へ舵取りしているようだし...、弱電は冬の時代が長引く気配ですね。
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