2020年1月25日土曜日

新田次郎の「武田勝頼」読了

大河ドラマ「麒麟がくる」色彩がド派手(よく言えばカラフル)で目がチカチカする。特に冒頭の田畑のシーンは、色が完全にサチっている。とても見れられたものではなく、表示モードをシネマに変更。これで色味がすっきりし落ちついて見れるようになった。NHKさん、色調整し過ぎです。内容的には面白く続きもみたくなった。
これ触発され本棚に埋もれていた新田次郎の「武田勝頼」を全3巻を再読。かなり前に読んだ本だが新鮮な気持ちで読む事ができた。武田を滅ぼした勝頼、凡将・愚将とのイメージがつきまとう。偉大な父・信玄の後目を継ぐが、穴山梅雪を筆頭とする親類衆が実権を与えなかったのが主な要因との解釈。近年の研究でも、実は勝頼は優秀だったと云うのが正しいみたいである。

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