菅笠姿の女性、清楚ですなあ |
春日大社で平安時代から続く「春日若宮おん祭り」のハイライト「お渡り式」を見に出かけた。今年で878回を数え、総勢1000名の老若男女が華やかな時代装束を着飾って、奈良市内を練り歩く絢爛豪華なお祭りで、期待度大である
お旅所と云う所で、本番前の練習風景中、威勢の良いかけ声と長槍を投げ合うのを間近で見て、明日の本番がますます楽しみになってきた。
祭り当日
天候は曇りであるが、それ程寒くはない。奈良県庁前の広場には、時代装束を着飾った人達、奥の広場には馬に乗る人々が集合し、正午の出発待ち。素人カメラマンがカメラを向け、所かまわずパチパチ撮影している(殆どがご年配の方々であるが、皆さん素晴らしいカメラをお持ちである)。
沿道は既に観光客で一杯、空いているスペースに陣取り、行列のスタートを待つ。
正午きっかりに、お渡り式スタート
騎馬武者 |
騎馬する稚児、武者、巫女さん等らが次々とやってきて、県庁前の大通りに向かう。子供、若武者、年配者、女性と性別、年齢は多岐に渡っている
一通り行列が過ぎ去った後、興福寺前の通りに移動するが、沿道は人、人、人の渦である。人の渦をかき分け、間近で見れる場所を確保し、奈良駅を抜け三条通りを上がってくる行列を期待しながら待つ。
1〜11番まであり、次々と勇壮、華麗、絢爛豪華な列が続いてやってくる、いやー雅やな
1〜11番まであり、次々と勇壮、華麗、絢爛豪華な列が続いてやってくる、いやー雅やな
お母さんに手を繋がれて歩く稚児(可愛い) |
神子(巫女)の列 |
5m程の巨大な刀を背負う(重そう!!) |
流鏑馬稚児 昨日、練習風景をやっていたお旅所前の通りで流鏑馬をやる (知らずに、観なかった、残念) |
締めを飾るのが江戸時代の郡山藩と南部奉行所の参勤交代を蘇らせた大名行列だ。要所要所で、かけ声に合わせ毛槍を投げ合うパフォーマンスをしており、10番の列が通り過ぎてから大分時間が経ってからやってきた
(今日はいい日やな、そろそろ行こか、まかしとけ)」
とのかけ声と共に、槍を投げ合うパフォーマンスを披露し、一気に盛り上がる
奴に扮したちびっ子等が槍を投げ合う |
奈良には、この祭りを観るためやってきたが、やはり伝統の祭りは良いもんだ
若い人達も大勢参加しており、後の世代にも永遠に引き継がれていくであろう欧羅巴の伝統祭りも素晴らしいが、日本の祭りもすてたものではないな....
おまけ
乳母車?に乗る2、3歳児等 |
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