2016年10月20日木曜日

苔の原生林を登り、にゅう山頂へ

空に岩が突き出したような「にゅう」山頂
岩峰の山の形が
刈り取った稲を円錐形に積み上げる稲わらの
「にう」に似ている事から名付けられた
先週の蓼科山に続いての八ヶ岳登山、今回は主稜線から外れた所にある「にゅう」へ登る。前は白駒池から登頂したが、今日は麦草峠からグルっと周遊するコースを選定。10月は天気も安定し、空気も爽やかで登山に最も適した季節のような気がする。




コース概略:
麦草峠(8:27)~丸山(9:12 9:18)~高見石(9:30 9:45)~中山展望台(10:38 10:54)~中山山頂(10:58)~分岐(11:18)~にゅう(11:56 12:35)~白駒池(13:25)~麦草峠(13:55)

コースタイム:4時間10分
鬱蒼とした原生林に、苔の群生があちこちで観察できる
展望が開けない原生林の楽しみ
原生林にひっそり佇む白駒池 高見石からの眺め
雲海の後方に浅間連峰が遠望できる

麦草峠から少し進んだ路肩に駐車、気温10℃、風が冷たい。丸山への登りは少々きついが、大した事はない。鬱蒼とした原生林の登山路は展望がなく、ひたすら登り下りの繰り返しだが、あちこちに群生する苔の緑が木漏れ日に輝き実に奇麗である。丸山から15分程下り高見石小屋到着。裏手にある高見石に登ると、原生林の中に佇む白駒池と雲海が素晴らしく、思わず声をあげてしまう。岩場に腰掛け、しばしこの絶景を堪能する。ここから岩場の急な下り坂となり、再び急坂を登り切ると中山展望台である。中山展望台は台地状の岩場になっており、ここからの景色も素晴らしく360度の大展望である。
中山展望台の岩場と東、西天狗岳
所々紅葉し始めた白駒池
にゅうには、12時前に到着。岩峰下でランチタイム。にゅうは主稜線から外れており、登山者は少ないと思っていたが、白駒池の方から登ってくる人達が結構多い。1:30程で登れるので、日帰り登山として手頃な山かもしれない。
紅葉は、池畔で所々紅く色付け始めている。来週が見頃かもしれない。

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