2019年7月21日日曜日

フロスト警部シリーズはめちゃくちゃ面白い

とうとうフロスト警部シリーズも読み納め、第6長編「フロスト日和」を持ってお別れ。何とも寂しい限りだ。「浣腸は好きかい」が口癖、何ともお下劣、下品で毒舌なのに愛嬌がありどこか憎めない。フロスト警部の推理は直感、「おれには感じるんだよ」なんて言っている割には的を外しまくり。複数の事件に首を突っ込み、的外れな推理をしながらも奇跡的に解決してしまう。この小説の最大の魅力はフロスト警部、ダジャレを言っているばかりではなく、人情味豊かで知性も感じる。しかい、近くにいたら嫌だ。が、どうにも憎めない。
回を重ねるごと分厚くなり1,000pageに届く勢いだが、随所にユーモアや人情あり、肝心の推理等々てんこ盛りで一気に読めてしまう。出る本全てが、海外ミステリー部門第1位を取るのも頷ける。英国ではテレビドラマ化され、日本ではミステリーCHで見ることができる。2時間枠で全42話、こちらも面白いのでお勧めです。
それにしても昨今の本は高い!!「フロスト日和」上下で¥2,600円もする。乱読気味の小生、本代がバカにならないので最近は古本で購入。旬を少し過ぎるが、この手の小説はいつ読んでも大丈夫。
「クリスマスのフロスト」
「フロスト日和」
「夜のフロスト」
「フロスト気質」上下
「冬のフロスト」上下
「フロスト日和」上下

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